CONCEPT
コンセプト

京果会館は、昭和45年に京都の台所を支える京都市中央卸売市場に隣接して誕生しました。

その後40数年が経過したビルは、老朽化のために一旦は取り壊されることになっていました。
しかし、平安京の入口であり、今後の京都においても重点開発地域の真ん中に位置するこのビルは、京都、そして日本にとって再び重要な拠点となるべく、オーナーである京都青果合同(株)の存在も生かしながら、リノベーションすることとなりました。

全国の青果物とその魅力を紡ぐ人々が、「食とデザイン」をテーマに集い、学び、暮らせる場“KYOCA FOOD LABORATORY”として生まれ変わります。
“KYOCA FOOD LABORATORY”1Fには市場から届く新鮮な食材のレストラン、2Fにはこだわりの専門店、3Fは、食や地域に関する学びの場として、ワークショップやイベントで人が集い、紡いで行く場。レジデンスとなった4~5Fでは食に関心のある方々が事務所にしたり住まうこともできます。

日本料理の歴史を見守って来たこの地から、新しい食卓を提案する。私たちの誇りである食文化を、世界へ、未来へつなげる複合商業施設です。